2016年04月12日

再話という言葉の意味

[2012.5〜>昔話のまわりをうろうろする]
前回に引き続き、「昔話へのご招待」からわかったこと。

私は「再話」という言葉の意味もはっきりと理解していなくて、ただ、「昔話へのご招待」の内容を聞き進めていくうちに、自分が昔話の内容を好き勝手に作り変えたものを「再話」と呼んではいけないのだと思うようになった…というのが現状でした。

なんですが、2016年3月の放送で、昔話について使うときの「再話」の意味としてはこういうことなんだな、というのが理解できました。

ごく簡単にまとめてみると、

実際に田舎で語られていた昔話を記録したもの(昔の言葉であったり土地の言葉であったりする)を、今の子供達がわかるような文章にする(このとき、なるべく >>続きを読む

2016年04月11日

昔話・伝説・神話・民話・おとぎ話・童話の違い

[2012.5〜>昔話のまわりをうろうろする]
2016.4.1のラジオ番組「小澤俊夫 昔話へのご招待」で、新年度ということで基本として、昔話・伝説・神話・民話・おとぎ話・童話の違いを小澤俊夫先生が説明してくださっていました。今まではっきり違いがわからず疑問だったことがやっと解決!しました。
せっかくなので、簡単にまとめてみました。

昔話
時代、場所、人物を不特定に語っている。架空の話。つまり「これから話すことは嘘の話だから信じないでくれよ」と宣言し、話し終わりに「ここまでが嘘の話でした」という意味の結末句をつける。

伝説
時代、場所、人物を特定して語っている。つまり「これから話すことは本当の話だから信じてくれよ」と。伝説は信じられることを欲している。 >>続きを読む

2016年03月31日

エフエム福岡「小澤俊夫 昔話へのご招待」から、共通語の語りが聞ける回を選んでみた

[2012.5〜>昔話のまわりをうろうろする]
前回の記事からだいぶ間があいてしまいましたが、共通語の語りが聞ける回にもリンクしてみました。

正直、私の感覚としては、土地言葉の語りとは別のものというような感じすらします。でも何度か聞いて聞き慣れてくると、朗読とは明らかに違う感覚で聞き入ることができると思います。(ちょっと不思議な感覚かも。)

土地言葉の語りは、聞き手が相槌(?)らしきものを返しながら聞くこともあるそうなのですが、共通語の語りの「〜でした」「〜ました」にはそれは返しづらいよね、と、小澤俊夫先生も放送の中でおっしゃっていました。(土地言葉のほうでリンクした回のどこかだったと思います。)


いちおう時系列になっていますが、全部続けて放送されたわけではなく、2009年11月27日から2015年12月25日までの間に放送されました。

また、語りはないけれど語りに関連した内容の回で興味深かった回も加えました。

2016年03月11日

エフエム福岡「小澤俊夫 昔話へのご招待」から、土地言葉の語りが聞ける回を選んでみた

[2012.5〜>昔話のまわりをうろうろする]
先日のおはなし会に触発されて、もっと語りを聞こうと思い、昔話へのご招待から語りが聞ける回の音声データをプレイリストにしてiPodで延々聞いてます。(笑)

「土地言葉」と「共通語」とに分けて作ったのですが、今ぐるぐる聞いているのは土地言葉のほう。

音声データはネットで誰でも聞けるようになっているので、プレイリストのようにリンクを貼ってみました。ぜひ、ご興味ある方は聞いてみてください。



いちおう時系列になっていますが、全部続けて放送されたわけではなく、2009年11月06日から2014年02月28日までの間に放送されました。

そして、4つ目に入れてある「昔ばなし大学20周年記念大会 2」は、語りそのものも語り手さんの登場もないのだけど、昔話についてのお話がたいへん興味深かったのであえて入れてます。

2016年03月07日

人生で初めて、昔話の語りを生で聞いた。上手な語りは想像以上に面白い。

[2012.5〜>昔話のまわりをうろうろする]
昨日、「大人のためのおはなし会」に行ってきました。

じつはその前日に映画を見たのですが、その映画の冒頭で、(今から50年くらい前の設定と思われる)囲炉裏端で昔話を語るおばあさんと、それを聞く3人の子どもたちの場面がありました。たとえ俳優さんの演技ではあっても「囲炉裏端の語り」を見ることができて、ああ、こんなふうに、意外に普通な感じに語りってされていたのかな、って感じました。

子どもたちは「お話を聞く」モードにならなきゃいけないけど(途中で話しかけたりしないでじっと聞くっていう)、語り手のおばあさんは普通に、身振り手振りを交えて、お話をおもしろく話してあげているっていう印象を受けました。 >>続きを読む
Kindleストアで販売中です