2013年02月23日

昔話って、ちょっととっつきにくい感じがすると思っていたんだよね

[2012.5〜>昔話のまわりをうろうろする]
この前の記事で、昔話的なページ割りってこうじゃないかとか、紙ではできなくても電子書籍ならできるとか、後日になって「どうもダメっぽい」とか書いたのですが。

これってお笑い芸人の、絵(字)をかいた紙をどんどんめくっていくやつみたいだなあと、さっきの記事に2/22追記を書いてて思いました。

むかし、ほんとうに昔話を聞いてたひとたちは、どんな状況だったんだろう

昔話って、昔話が本当に囲炉裏端で語られていた時代(があるならば)には、聞き手はどんなふうに聞いていたんだろうか。

実際に鈴木サツさんという方の語りをCDで聞いたことがあります、そういうかたちで聞くことはできます。
だけどその語りをどんな状況で誰に語っていたのか、 >>続きを読む

2013年03月23日

昔話の語りは「昔近所で本当にあったこと」を話の上手なおばあちゃんが話してくれた感じ、みたい

[2012.5〜>昔話のまわりをうろうろする]
ひと月ほど前、昔話って、ちょっととっつきにくい感じがすると思っていたんだよねという記事を書きました。
私がそう感じていた最大の原因はたぶん、そういうものには「書かれた台本」があるものだと思い込んでいたから。でもそれは違うみたい。

昔話の語りには、文字で書かれた台本は本来存在しないんじゃないだろうか

たとえ昔話が声で聞きおぼえて語り継いだものであっても、その音声は「目で見るものとして整えられた文章の、その文字の言葉を、おぼえて声に発したもの」だろうと思っていました。

つまり、おばあちゃんが囲炉裏端で昔話をしてくれるときにも、 >>続きを読む

2013年03月31日

ラジオ番組「小澤俊夫 昔話へのご招待」から得たこと

[2012.5〜>昔話のまわりをうろうろする]
先日見つけたラジオ番組「小澤俊夫 昔話へのご招待」のアーカイブを、時間を見つけては聴いています。現時点で四十八時間ぶんくらい、日に二時間ずつでも二十四日かかります。なので気長に聴いています。今やっと半分くらいまで聴き終わりました。

聴き進めるうちに思ったことがふたつほどあるので、それを書きとめてみます。

番組の中で小澤先生が普通にお話を紹介する言葉が、すうっと頭に入ってくる

何回か聴いていて気がついたんですが、小澤先生は番組の中でお話を紹介するときに、たいていは普通に話されます。ですます調の文章で紹介されることもあるのですが、ほとんどは普通の会話で紹介されます。 >>続きを読む

2016年01月23日

昔話は遠くにあるように感じる。もっと身近に感じたい。

[2012.5〜>昔話のまわりをうろうろする]
昔話のことを考えてます。久しぶりに。

昨年の時点では、Kindle絵本はパンケーキの話を作ろうとか考えてパンケーキの資料写真とかいっぱい集めたりしてたんだけど…それっきり進んでいません。

んで、みそいちろうを絵本にしようかなと考えて、絵本の宣伝をかねて絵本のページをスライド動画風にしたら面白いかなとも考えました。 >>続きを読む

2016年02月01日

桃太郎さんの昔話動画ができました

[2012.5〜>昔話のまわりをうろうろする]
(※YouTube整理したので動画はありません。ごめんなさい。2017.8.28追記)

どこも頑張ってない感じに出来上がりました。本当はもっと頑張らない感じでいきたいです。

口ずさみやすい文章にしてたら、話の内容にかなりアレンジが入ってしまいました。でもこれはこれで、あってもいい気がします。

ときどき、こんなのを作って公開したいと思うので、YouTubeに専用チャンネルを作りました。 → なんとなーくリズムで昔話を口ずさむ(※YouTube整理したのでこのチャンネルもありません。ごめんなさい。2017.8.28追記)

- - -
これの絵を時間を忘れて夢中になって描いていて、気がついたら寒さと血流の悪さのおかげで足が見たことないくらいパンパンにむくんでいて驚愕しました。最近体調よくないせいかもしれませんが、いよいよ無理できない年齢かと実感しました…

2016年02月04日

「口ずさみやすい」には覚えやすさも必要だった

[2012.5〜>昔話のまわりをうろうろする]
初めて作った昔話動画「桃太郎」を、自分で何回も聞いてみて思ったこと。

私なりに「口ずさみやすい感じ」にしてみた結果が、なんとなく七音五音の繰り返しになっただけ?だったりして…ポリポリ

同じ場面を同じ言葉で繰り返すという昔話の特徴は入れ込んでみましたが、それはともかく。

「耳に心地よかったり、情景があざやかに浮かんだりして、知らず知らず覚えてしまう」とかそういう意味の口ずさみやすさは皆無なのではと。

…その証拠に、自分で作ったのに何回聞いても全然覚えられない! これはマズいぞ!

ってことで、つぎの動画の文章に大いに苦労しています。 >>続きを読む

2016年03月07日

人生で初めて、昔話の語りを生で聞いた。上手な語りは想像以上に面白い。

[2012.5〜>昔話のまわりをうろうろする]
昨日、「大人のためのおはなし会」に行ってきました。

じつはその前日に映画を見たのですが、その映画の冒頭で、(今から50年くらい前の設定と思われる)囲炉裏端で昔話を語るおばあさんと、それを聞く3人の子どもたちの場面がありました。たとえ俳優さんの演技ではあっても「囲炉裏端の語り」を見ることができて、ああ、こんなふうに、意外に普通な感じに語りってされていたのかな、って感じました。

子どもたちは「お話を聞く」モードにならなきゃいけないけど(途中で話しかけたりしないでじっと聞くっていう)、語り手のおばあさんは普通に、身振り手振りを交えて、お話をおもしろく話してあげているっていう印象を受けました。 >>続きを読む

2016年03月11日

エフエム福岡「小澤俊夫 昔話へのご招待」から、土地言葉の語りが聞ける回を選んでみた

[2012.5〜>昔話のまわりをうろうろする]
先日のおはなし会に触発されて、もっと語りを聞こうと思い、昔話へのご招待から語りが聞ける回の音声データをプレイリストにしてiPodで延々聞いてます。(笑)

「土地言葉」と「共通語」とに分けて作ったのですが、今ぐるぐる聞いているのは土地言葉のほう。

音声データはネットで誰でも聞けるようになっているので、プレイリストのようにリンクを貼ってみました。ぜひ、ご興味ある方は聞いてみてください。



いちおう時系列になっていますが、全部続けて放送されたわけではなく、2009年11月06日から2014年02月28日までの間に放送されました。

そして、4つ目に入れてある「昔ばなし大学20周年記念大会 2」は、語りそのものも語り手さんの登場もないのだけど、昔話についてのお話がたいへん興味深かったのであえて入れてます。

2016年03月31日

エフエム福岡「小澤俊夫 昔話へのご招待」から、共通語の語りが聞ける回を選んでみた

[2012.5〜>昔話のまわりをうろうろする]
前回の記事からだいぶ間があいてしまいましたが、共通語の語りが聞ける回にもリンクしてみました。

正直、私の感覚としては、土地言葉の語りとは別のものというような感じすらします。でも何度か聞いて聞き慣れてくると、朗読とは明らかに違う感覚で聞き入ることができると思います。(ちょっと不思議な感覚かも。)

土地言葉の語りは、聞き手が相槌(?)らしきものを返しながら聞くこともあるそうなのですが、共通語の語りの「〜でした」「〜ました」にはそれは返しづらいよね、と、小澤俊夫先生も放送の中でおっしゃっていました。(土地言葉のほうでリンクした回のどこかだったと思います。)


いちおう時系列になっていますが、全部続けて放送されたわけではなく、2009年11月27日から2015年12月25日までの間に放送されました。

また、語りはないけれど語りに関連した内容の回で興味深かった回も加えました。

2016年04月11日

昔話・伝説・神話・民話・おとぎ話・童話の違い

[2012.5〜>昔話のまわりをうろうろする]
2016.4.1のラジオ番組「小澤俊夫 昔話へのご招待」で、新年度ということで基本として、昔話・伝説・神話・民話・おとぎ話・童話の違いを小澤俊夫先生が説明してくださっていました。今まではっきり違いがわからず疑問だったことがやっと解決!しました。
せっかくなので、簡単にまとめてみました。

昔話
時代、場所、人物を不特定に語っている。架空の話。つまり「これから話すことは嘘の話だから信じないでくれよ」と宣言し、話し終わりに「ここまでが嘘の話でした」という意味の結末句をつける。

伝説
時代、場所、人物を特定して語っている。つまり「これから話すことは本当の話だから信じてくれよ」と。伝説は信じられることを欲している。 >>続きを読む
Kindleストアで販売中です